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第2回サクラマスミーティングを開催しました

「山形で働く若者を増やしたい」。
進学や就職のため県外転出した若者が、山形県のシンボル魚「サクラマス」のように山形に戻って活躍できるような施策を企業・行政・教育機関が一体となって考える「サクラマスプロジェクト」の第2回ミーティングが5月30日、山形市JAビルで開催されました。


ミーティングには企業の人事担当者・高校教員・自治体職員など約60人が参加。キャリア教育や新卒採用についての事例紹介の後、4〜5人の各グループで課題の解決策についてグループディスカッションを行いました。

【事例紹介1:山形西高校 庄司優子先生】
庄司先生からは、高校での進路指導についてご報告いただきました。
西高ではキャリア教育の一環で、県内で働く高校OG4人の講演会を開催。失敗談などを交えながら話してもらったことで、生徒が「道は一つだけではない」「一度失敗してもさまざまな選択がある」と考えられるようになったということです。


参加者からは「高校でキャリア教育をしたくても、どんな企業が協力してくれるかわからない」「企業と高校をつなげるコーディネーターが必要」といった意見が出ていました。


【事例紹介2:山本製作所 熊谷崇史さん】
山本製作所で技術職として勤務する熊谷崇史さんからは「山形で働くということ」というテーマでお話しいただきました。熊谷さんの入社のきっかけは、山形大学在学中に山本製作所と共同研究を行っていたこと。在学中に会社の雰囲気が分かったことで、自然に入社を考えるようになったといいます。


この事例紹介を経て、有償インターンシップやアルバイトなど企業と学生が密な関わりを持つ機会を増やしたいという声が多数あがりました。


【サクラマスカレッジの紹介 work life shift 伊藤麻衣子さん】
work life shift代表の伊藤麻衣子さんから、山形を選ぶ若者を増やすための取り組み「サクラマスカレッジ」について紹介がありました。


この講演を基に、グループごとに「若者に山形を選んでもらうための施策」について企画書を作成。
産学官さまざまな立場の参加者がアイデアを持ち寄るディスカッションは大いに盛り上がり、「高校生が山形の企業を紹介する『山形企業図鑑』の作成」、「県内の小中高を卒業した若者が参加する情報フォーム『山形クラウド』の立ち上げ」など、具体的な企画が提案されました。


参加者の声

「グループで話す中で、高校での探求学習について良いアイデアをもらえた。キャリア教育を楽しくやっていこうという気持ちになれた」(高校教員)

「商工観光課としての勤務が5年目になり、そろそろ新しいアイデアが欲しいと思って参加した。これまで企業の視点で考えることはあったが、新たに学校側の目線を知ることができたのがよかった」(自治体職員)


企業・行政・教育機関がお互いの課題を共有し、若者の地元定着を促す施策について新たなアイデアを得る貴重な場となったようです。

最後に、山形で働きたい人と山形で頑張っている企業を“予想外の出会いと偶然の発見” でつなぎ、就職・転職への新しい扉を開くマッチングサイトヤマガタ仕事ラボのリリースを発表しました。
山形県内の企業の情報が集まっているので、山形で就職・転職を考えている人にとって必要な情報を探しやすいのが特徴です。

まだまだ続くサクラマスミーティング。
次回のサクラマスミーティングは半年後に開催予定です。今後の展開にご期待ください!

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