採用アシスタントサービスで「求める人物像の明確化」をお手伝いしました
コーディネータの原田です。
あるお客様からこんな相談がありました。
「採用ページの改修を広報担当者に相談したら、意味あるものを作りたいなら最初に『コンセプト』を明確にしたほうが良いよ」と言われてどうしたらよいか、、、との内容でした。
当社で提案したのは、
１．求める人物像を明確にし、
２．採用ページを採用マーケティング上、どのように活用するかをあきらかにしたうえで、
コンセプトを決めることでした。
今回は、「求める人物像の明確化」について、どんなやり方をしたか書いてみたいと思います。
冒頭の写真にある通り、３つのステップ、５つのシートを使っての取り組みです。
●シート１「経営者分析シート」
文書化したも（社訓、社是、経営理念など）、創業者や経営者が口癖のようにいっていたことを言語化してみます。
●シート２「仕事分析シート」
職種ごとに、どんな仕事（作業）をしているかを書き出してもらいます。
毎日やる仕事、毎週やる仕事、毎月やる仕事、１年に１回やる仕事などなど。
●シート３「優秀既存社員行動特性分析シート」
どんな行動特性を持っている社員が大きな成果を生むのか、スキル・人間性の両面から分析します。
●シート４「求める人物像設定シート」
このシートを使って、具体的なものから抽象度を上げています。
●シート５「求める人物像をつくるための５つの質問」
シート１〜４で書き出した内容をもとに５つの質問に答えていきます。
もちろん、このようなシートを使ったからと言って、チャットGPTのように具体的なものを作ってくれる訳ではありません。
シートを書くにあたって、社員にインタビューしたり。言語化する上で表現にあれこれ悩んだりするうちに、ある事柄がすーっ、と浮かび上がって来ます。（もちろん簡単ではありません）
今回は、約１ヶ月半をかけて３回の打合せを重ねながら３つのステップ、５つのシートをすべて埋めていただきました。
採用担当者が口にしてくれた言葉として、私は以下の３点が印象的でした。
・知らず知らずに創業者の口癖が体に染み付いている
・うちの社員は◯◯という仕事を本当に好きなんだ
・お客様は神様じゃない、もしかしてチームメートと思っているような社員が多いんだ
△△社さんらしさを磨き、次代につながる採用をお手伝いしていきたいと思っています。
