高校生向けのキャリア支援2025・ジュニアインターンシップ意識醸成セミナー

キャリアコンサルタントの原田です。
高卒生の就職活動のスタートは『高校3年生の7月』。
多くの高校生と企業がこの時期に接点を初めて持ちます。
その手前の、山形で働くことに興味はあるけどまだ本格的に活動していない「ぼんやり期」「モヤモヤ期」の段階の高校生と企業の接点を考えたことはありますでしょうか?
山形市商工会議所では、20年以上前から高校2年生を対象に夏休み期間を利用してのジュニア・インターンシップを開催しています。
6月9日にパレスグランデールを会場に、参加企業と高校生のお見合いの場として「企業ブース見学会」が実施され、企業は58社、高校生は山形商業高校、上山明新館高校、天童高校、東海大学山形高校、山形明正高校から約170名が参加しました。
私の役割は、企業ブース見学会に先立ち、約1時間の「意識醸成セミナー」で、就活に対する前向きな姿勢を作り出し、このあと行われる、企業ブース見学会でたくさんの企業を回って情報収集するよう動機づけることです。
数年前のプログラムは、単に、企業体験をするためのジュニア・インターンシップにたくさんの高校生に参加してもらうことだったように思います。
しかし、ここ数年で企業ブース見学会→インターンシップ→来年の就職活動を継続的に支援できるプログラムへと少しずつブラッシュアップしてきています。
4年前から1年に一本ずつ、業界研究の動画教材「バーチャル会社訪問」を制作し、
https://www.youtube.com/playlist?list=PLHoaKOMECuo1yXckuLFzUJTnHfgEFTDw8
さらに、3年前からは「働くを考える。その前に。」という小冊子を毎年作成してきていました。
そして今年は、これまで作ってきた資産をつかって、来年の就活まで支援できるスキームをつくることができました。

これらの冊子・プログラムのポイントは「接点」です。
山形で働くことに興味はあるけどまだ本格的に活動していない「ぼんやり期」「モヤモヤ期」の段階の高校生と企業、それぞれが置かれた状況・心理状態を大切にしながら、”お互いに接点が感じられるように”なるためのきっかけを設計しています。
山形商工会議所の担当者様と一緒に、全体プログラム、動画制作、冊子制作すべてにかかわらせていただくことができて、本当に良いものが出来上がったと感じています。
私どもでは、高校生、大学生を対象にした学生の就活キャリア支援を行っております。
詳しくはこちらをご覧願います。