進路指導の先生と高卒採用する企業がもっとコミュニケーション取りやすくなるために…

キャリアカウンセラーの桜田です。
7月2日開催された、雇用対策協議会主催の進路指導主事等採用情報交換会にお邪魔してきました。
この会は、進路指導主事の先生と、高卒採用を求めている企業が出会える場です。
『毎年参加しています・検討しています・行こうか迷いました』という方も多いのではないでしょうか。
参加企業60社は、ブースを持ち等間隔に着席。
そこに高校の就職担当の先生が、話したい順に回るというものでした。
持ち時間8分の真剣勝負。
どの企業さんもぜひ高校生に企業見学に来てほしいと先生に伝えていらっしゃいました。
企業さんにご挨拶させて頂くと、話題はもっぱら『どうやったら生徒さんが来てくれるのか』。
どこも苦慮されている様子でした。
「少ない人数でも、確実に入社してくれる人が来てくれればいい」と声を揃えておっしゃいます。
こういったお声を伺う度に浮かんでくるのが、最近企業さんでお手伝いさせていただいている、「採用コミュニケーション設計」です。
採用コミュニケーション設計は、自社の「採用の現在地点」を棚卸し、誰に向けて何を伝えるのかを、一緒に整理していくことで、実際に伝える手段を形にしていくというものです。
学校の先生にお話する際も、この内容は活きるんです。
先生など社外の方に伝える時に「元気な子が来てくれればいい!」
と、伝えるよりも
「内気でもいいから、学生時代に部活に真面目に取り組んでいた生徒さんに来てほしいな」
と伝えたほうが、先生の頭の中に具体的な生徒さんの顔が浮かぶのではないでしょうか。
そのような伝え方ができたら、「良い出会いが増える」「マッチングの精度が上がる」、先生がピン!と来るのではないかな〜と思った、1日でした。
キャリアクリエイトでは、その「誰に向けて、何を伝えるのかを一緒に整理する」お手伝いをさせていただきます。数少ない機会を、より良い時間にするために、一緒に取り組んでみませんか。