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『中小企業が「今」取り組むべき採用活動』

採用支援コンサルタントの原田です。

私が所属する山形県中小企業家同友会では、会員企業が持ち回りで50分の報告(プレゼン)を行い、その後、グループに分かれてプレゼン内容を自社に置き換えて考えてみるグループ討議を行います。

入会して4年目、初めてプレゼンのお鉢が回ってきてきました。
本業である採用支援に絡めて、労働市場の傾向(人手不足)とその根本原因について話をした上で、中小企業にふさわしい採用活動の方法について話をさせていただきました。

ちなみに、どのくらい採用が難しい状況があるか、高校生のデータをもとに現状認識をしてもらいました。たった13年の間に、7倍も難しくなっていたのです。
本当にびっくりです。

インターネットの進展により、求職者の仕事探しもだいぶ手段が変わってきたし、企業側の採用ツールも単なる広告だけでなく、様変わりしています。

今回、お話をしたのはリファラル採用について。
残念ながら、リファラル採用という言葉を知っていたのは、1割程度。
まだまだ馴染みの薄い採用方法なんだ、ということがわかりました。

リファラル採用は、簡単にいうと「社員」を媒体にした採用活動ということが言えます。
つまり、社員さんに自分の友人や知り合いを紹介してもらうという採用手法です。

社員さんが、自分の会社に知人・友人を紹介するのは、自分の会社を良く思ってくれていないと発生しませんよね。ですので、これは必ず現在の社員の働き方改善、労働条件の改善が必要になってきます。

最近考えているのは、このリファラル採用の媒体約として社員に加えてお客様も加えられるのではないかと考えています。

社員は自分の会社のことをよく知っていますが、お客様はその会社のサービスや商品に接してよく知っています。「悪い」と判断していたら紹介は起こりませんね。「良い」体験をした人が働き手を紹介してくれるかもしれません。

グループ討議の発表では、
・リファラル採用を実現するためにはまずは社員が働きやすい職場をつくることから始めなければならない
・社員がその先の人に自分の会社のことをちゃんと伝えられるよう、日頃から情報発信をしていく必要がある
などの感想をいただきました。

求人票を出しても応募すらままならぬ時代です。
即効性のある解決は多額のお金がかかります。
時間はかかりますが、「採用広報」をしっかり行いリファラル採用の基礎をスタートさせたいですね。

*採用アシスタントサービスについてはこちらをご覧ください。

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